管理人について

公開日： 2015年12月22日火曜日 ブログについて

（最終更新：2015/12/22）

はじめまして。管理人の「物欲人間」です。
その名の通り、とどまることを知らない物欲の持ち主です。
物欲人間のウィッシュリスト

基本データ

• 名前　　物欲人間
• 年齢　　アンダー30
• 性別　　女
• 家族　　同い年の夫と、2歳の息子の3人暮らし
• 職業　　休職中
• 性格　　ずぼら、かつ、神経質

片づけられない女遍歴

実家時代

私は、一人部屋を与えられていたものの、全く片付けができない子どもでした。いわゆる汚部屋です。
学校のプリント類が常に床を覆っており、その上から片付けもせずに布団を敷いたところを見て母はたいそう驚いたそうです。
段ボールで家に送った修学旅行(秋）の荷物は、冬の間開封されずに小さい机として利用していました。本物の机の上では勉強できないほど散らかっていたからです。

片付けをしようと試みたことは一応あります。
しかし、すでにひどく散らかっているから、片づけても片づけても終わらない。
私は「まっさらな状態からだったら整った部屋を保てる」と、信じて疑いませんでした。

18歳の夏に家族で少し大きな家に引っ越しました。

大学生の夏休みといえば、旅行、旅行、旅行。
引っ越しといえば不要なものを捨てる大チャンス！のはずですが、残念なことに引っ越しの前後に旅行を詰め込みまくっていたので、荷造り・荷ほどき、全て適当に済ませてしまいました。
その結果、引っ越しをしたにもかかわらず、旧家の不用品ごと新しい家に持ち込むことになってしまったのです。
「まっさらな状態」からも、美しい部屋を作ることはできませんでした。

一人暮らし時代

社会人になり都会で一人暮らしを始めました。1K、7畳の小綺麗なマンションです。
今回は荷物を厳選して持ち込みました。もちろん、不用品は実家に置きっぱなしです。

仕事が時期によってはかなり忙しく、家には帰って寝るだけの生活が続くこともありました。
当然片付けなど出来るはずがありません。
片付け・不用品の処分をしないということが当たり前の状態になっていました。

独身で自由に使えるお金も多く、家電や雑貨、服、アクセサリーなど、ありとあらゆるモノを値札も見ずに買いあさっていました。
仕事でのストレスをショッピングで解消していたんだと思います。
部屋はあっという間にモノで埋まり、足の踏み場もない状態だったことも多々あります。
人生で最大の汚部屋時代です。

東日本大震災のとき、私の住んでいた場所は震度5強でした。
JRは運転を見合わせていたので、徒歩と動いている私鉄を駆使して帰宅したとき、深夜1時を過ぎていました。
部屋に帰ると高いところに置いていた食器が落ちて割れていました。
もともと散らかっていたところが、地震の影響でそれはもうぐっちゃぐちゃになっていました。
「モノを減らさなくてはいけない」と思いましたが、どこか本気になれないまま、時間がたつにつれてどんどんモノで部屋が埋め尽くされていきました。

そんな私ですが友人を家に呼んでパーティーをするのがとても好きで、よく人を招いていました。
友人が来る日は朝から気合を入れて片付けをし、足を踏み入れてもらえるくらいには仕上げていた記憶があります。
あんな散らかった部屋に人を招いていたなんて、今考えると恐ろしいです。みんなゴメン。


モノと物欲にまみれた一人暮らし生活でしたが、その幕引きの際に少しばかり私の意識を変えてくれました。
「引っ越し大変すぎ」
実家からの転出と比べ、「次の家へ持っていく」か「廃棄」の2択を迫られる今回の引っ越しは、片づけられない女の私にとって地獄でした。
もう二度とモノを増やすまい、さすがの私もこの時ばかりは心に誓ったのでした。

結婚後

今度は地方都市の2LDKの古くて広いマンションです。

一人暮らしの部屋に比べて「家」感が強く感じられます。

「私の家」を完成させなければ…と、引っ越してすぐにダイニングテーブルやソファを買い求めました。

もう二度とモノを増やすまいという決意はあっという間に崩れ、生活に必要だからと称しては買い物三昧。

無駄に広かったため、使っていない一部屋を「探索部屋」と呼び、とりあえず使わないものはその部屋に置いていました。

「探索部屋」のおかげで、リビングや寝室はそれなりに生活のできる状態になっていました。ここが今までの汚部屋時代とは大きく異なっています。

時は巡って息子が生まれました。

里帰り出産で実家にはとてもお世話になり、上げ膳据え膳のお姫様生活。

もちろん初めての赤ちゃんの取り扱いに心身ともに疲弊はしていました。

その息抜きの際に閲覧していたのがインテリアブログです。

素敵な調度品に囲まれた整った部屋の数々に魅せられて、自分の家に帰ったら真似をしようと欲しいものリストを書く毎日でした。

そして帰宅後、狂ったように無印良品の収納グッズを買い集めました。

1年で30万円超を無印良品につぎ込んでいたと記憶しています。

買いすぎなところもありましたが、少しずつモノが収納されていきました。

あるとき、私たちが住んでいる地域では、大型ごみを自分で持ち込むと無料で引き取ってもらえることがわかりました。

持ち込む日を1か月後に決めて、1か月かけて多くのものを処分しました。

大型ごみだけでなく、不要と思うものは思い切って捨てました。

夫婦ともに持ち込んだベッド、デスク、布団、不要な服、マンガ、遊ばなくなったゲーム類…その他何を捨てたか忘れてしまうくらいたくさん処分しました。

ずっと捨てられずに「探索部屋」に置いてあったモノたちは、捨ててみても今の生活に何ら影響を及ぼさない、不用品でした。

全てやりきったわけではないですが、この時に我が家の断捨離はスタートしたんだと感じます。

息子も2歳になり、着られない服や遊ばないおもちゃが増えてきました。

一度は片付いた「探索部屋」に、また不用品がたまりつつあります。

いい機会なので、捨てたものを理由づけしながら記録していこうと、このブログを始めました。

今の目標は、「シンプルライフ」を目指すことです。

この言葉は自分の中ではまだ曖昧ですが、自分なりの定義を考えながら頑張っていきたいと思います。

このブログが少しでも人の役に立てば幸いです。

2015/12/22　物欲人間