「フランス人は10着しか服を持たない」を読んで
こんにちは。物欲人間です。大ヒットとなった「フランス人は10着しか服を持たない」を読みましたので、断捨離を始めたばかりの人間が読んだ感想をお伝えします。
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本の内容
1文でまとめ
この本は、典型的な消費社会に生きるアメリカ人の女の子だった著者が、学生時代にフランスの貴族の家にホームステイしたことにより学んだ、生活を「シック(上品で洗練されている)」に楽しむ方法を、「食事」「身だしなみ」「暮らし方・心の持ち方」に分けて紹介しています。タイトルからしてファッション指南本だと思っていたのですが、心の持ち方に重きを置いた自己啓発本でした。
「シックに暮らす」これが重要なテーマです。
10着とは?
タイトルにある「10着」とは、季節ごとのワードローブのことでした。そして、「上着・ドレス・アクセサリ・靴・アンダーシャツ」は含まないそうです。
私はそれほど服に興味がないので、この「季節ごとに10着のワードローブしか持たない」という暮らしは自分にもできそうだと感じました。
最近ミニマリストの方々のブログをよく読んでいます。彼らにしてみたら、季節ごとに10着なんて生ぬるいのかもしれません。
とにもかくにも、私にはチャレンジング(現実的な意味で)な内容でした。
取り入れたいこと
10着のワードローブ
上記にも記載しましたが、私にも手が届きそうな目標です。取り入れて記事を書きたいと思います。
間食をしないで食事を楽しむ
ストレスがたまると間食しがちです。この本を読んでいると、だらだらと間食している人間がたいそう無様に思えてきます。
ストレスが溜まっても、甘いもので気を紛らわすことはやめようと思いました。
ジムに通わずエクササイズ
フランス人はジムに通わず、日々の生活をしながら体を動かしているそうです。あまり本の核心に触れた部分ではないですが、急に運動不足な自分が怖くなり、とりあえずどのくらい歩いているのか知りたくなって思わず万歩計を買いました。
ちょっとした部分にかなり影響を受けています。
自分のスタイルを身に着ける
10着のワードローブを実践する上で必要となってくる事項です。骨格診断・パーソナルカラー診断の予約を取っているので、それを踏まえて自分のスタイルを確立したいと思います。
今は子供とお出かけするようなカジュアルスタイルが主ですが、本当はコンサバなファッションが好きです。
自分のファッションテーマを一語で表すというのもできたらいいなと考えています。
情熱をもって生きる
日々のささやかな出来事を楽しんで、情熱をもって生きることが大切だと改めて感じました。家事をしていても、子供と公園に遊びに行っても、仕事をしていても、なんだかつまらなくて日々が過ぎていくだけと感じることもあります。
当たり前のことですが、日々を楽しんで情熱をもって生きたいと思いました。
印象に残った部分
フランス人は10着しか服を持たない(タイトル)このタイトルは、ずるいですね。
日本の広告コピー業界が発達していることがわかります。
「結局10着じゃないじゃん!」というのが正直な感想。
あなたさえその気になれば、日々のささやかなできごとが特別になる。すべてはあなた次第なのだ。(232ページ)情熱的に生きたいものです。
もしパートナーにつまらないことを言ってしまいそうになったら(ブドウを食べたらおならが出ちゃった、とか)ぐっとこらえて、言うのをやめよう。(174ページ)
なんじゃこりゃ、という感じですが、これはシックに暮らすために、いつまでもパートナーとロマンティックな関係にあるべきという部分の一節です。
ここが気に入りました。なお、ブドウを食べておならが出たら、主人には報告すると思います。
こんな人に読んでほしい
- 服が捨てられない人
- 日々の生活がマンネリ化している人
- 丁寧に上質なものに囲まれて暮らしたい人
もともとモノが少ない人や、男性にはあまりお勧めしません。
若い女の子に向けた雑誌の一コーナーのような文体で、さくさくっと読めます。
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